ゴルフの練習中に肘や手首が痛む方に。ピラティスで痛みを解消する方法があるのをご存知ですか?
パーソナルトレーナーの三宅尚子です。
ゴルフの練習中に肘や手首に痛みが出ることはありませんか?
もっと練習したいのに、痛みが出てしまい断念・・・
そんなお悩みの方は、肘が反りすぎていることが多いのではないでしょうか。
「反りすぎ」かどうかの判断は・・・写真のように左右の肘と肘がくっつくかどうか。
このように肘が過剰に曲がることを属に「猿腕」と呼びます。
肘関節の柔らかい女性に多い猿腕。
柔らかいことは利点もありますが、使い方を間違えると肘や手首に負担がかかってしまう場合があります。
猿腕の方は、ピラティスで腕の使い方を見直していきましょう!
猿腕が肘や手首に負担がかかる理由
猿腕とは、肘が反りすぎている状態のことを指します。
写真のように「くの字」に曲がってしまい、見栄えもあまり良くないですね・・・
この状態では、指先から体幹にチカラが伝わり辛く、肘のところでチカラがストップしてしまいます。
例えば。座っている時も、写真のように肘に寄りかかっていませんか?
猿腕の方は、肘をよく使う傾向にあります。(チカラが肘でストップしている状態)
そして、肘が疲れてくると、手首周辺にも負荷がかかり手首も疲労してきます。
なぜなら、肘下の筋肉は背中などに比べると、あまり大きな力を発揮しない箇所だからです。
なので、背中や体幹の筋肉を使って身体を支える方が数倍も楽なんですよ。
理想は、指先から体幹までチカラが伝達するように、写真のように関節がまっすぐの状態です!
きっと、ゴルフのかまえ(アドレス)の際も、肘が反りすぎて正しいフォームがとれていない可能性があります。
肘の反りすぎは、背中や体幹へのチカラの伝達の邪魔をしてしまうので、スイングをする度に、肘や手首にばかりに負荷がかかってしまいます。
ピラティスで腕の使い方を見直しましょう!
ピラティスは呼吸に合わせて関節を動かしていくエクササイズです。
正しい関節のポジションで身体を動かしていくことで、正しい姿勢や身体の使い方を学習していきます。
効率よく腕を使うためには、肩甲骨まわり・肩関節・肘関節・手首・指の関節がゆがみなく使えることが大切!
猿腕の方は腕にリキみがあり、肘が反りすぎているので・・・
わかるかわからないくらいに肘を曲げる(ゆるめる)と良いでしょう。
そうすることで、ピラティスのエクササイズを通して、しっかり体幹にチカラが入ることが実感できますよ。
また、ピラティスのエクササイズを続けていくことで、関節を正しいポジションに戻すように癖付けていきます。
すると、だんだんと腕の筋肉にたよることが減ってくるでしょう。
そして、背中や体幹の大きな筋肉にもチカラが入るようになり、ゴルフのスイングもリキみなくスムーズにおこなえます!
いかがでしたか?
猿腕の方は、腕のチカラを抜いて、肘をわかるかわからないくらいに曲げることが痛みの予防につながります。
リキみすぎは、ケガの元になるので気を付けましょう!
また、ピラティスのエクササイズを通して、肘の位置を正しいポジションに戻していくことも、ぜひオススメします。
千葉市美浜区の幕張ベイタウン内で、ピラティスのパーソナルレッスンを開催しています。
何気ないカラダの癖が、痛みの原因だったりします。
一度、姿勢のチェックをしてみませんか?
レッスンの流れや、持ち物などを下記に記載していますので、よかったら覗いてみてください♪