電車でパカーンと膝を開いて座っていませんか?その姿勢が、メリハリのない洋ナシ体型の原因に?!その理由と対策について、ピラティストレーナーが教えます!
パーソナルトレーナーの三宅尚子です。
*下っ腹がパンツに乗っかる
*お尻が垂れていてパンツが似合わない など
下っ腹から下半身にかけて脂肪が多くついてしまう「洋ナシ体型」にお悩みではありませんか?
果物の「洋ナシ」のように、下半身が主に太りやすい・・・
メリハリがなくて、脚もむくみやすく、なかなか痩せないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな洋ナシ体型の方に、今からすぐできるオススメな対策があります!
それは・・・『日常での動作を正しく行う』です。
朝起きてから夜寝るまで、何気なくやっている動作が、筋肉の固さや弱さを招いている可能性があります。
そしてこの動作を続けていると、徐々にスタイルが崩れて太りやすい身体になってしまいます。
日々の暮らしの中での悪い習慣を見直すことで、未来のスタイルに大きな差が出ること間違いなしです♪
今日は、洋ナシ体型の方に心掛けていただきたい「電車での座り方」についてお伝えしていきたいと思います。
通勤で電車を利用されている方は、良かったら今からやってみてください!
電車に座っている時のあるある
近年は、電車に座っている時、スマホを見ている方が、ほとんどではないでしょうか?
スマホの操作による猫背姿勢の方はとても増えています!
猫背の他にも首が傾いたり、口がポカンと開いていたりする方も多いですね。
次いで、膝がパカーンと開いている方もよく見かけます。
この膝パカーンは、可愛い服が残念なことにもなりますよね・・・
この何気ない座り方が、身体の機能を低下させる理由
①首が傾く
人間は、身体のどこかが傾くと、また違うどこかを傾けてバランスを取ろうとします。
ダルマ落としの原理と一緒です。
身体のズレは、血液やリンパの流れを妨げ、むくみの原因になることがあります。
②猫背姿勢
猫背姿勢の弊害は数えきれないくらいあります。
例えば、女性の方が一番気になっているお腹ポッコリは、猫背姿勢によるお腹の筋肉の弱化が原因です。
そして実は、口が開いてしまうのも猫背姿勢が原因なんです。
頭が前に出ることで、口を開ける筋肉が優位に動いてしまうからです。
口が開いていることで、呼吸が浅くなってしまい、ますます猫背を助長してしまいます。
ということは、お腹の筋肉はずっと休憩状態に・・・
③膝がパカーンと開いている
膝が開くのは、内ももの筋肉が弱っているせいです。
さらに、骨盤の後ろ側にある筋肉のチカラも弱いため、骨盤も開き気味に・・・
これが、横に引き伸ばされたようなポテッとした体型を招く原因です。
そして、内ももの筋肉は、下っ腹の筋肉の協力筋なんです!
内ももが弱ると、もれなく下っ腹にもチカラが入りにくくなってしまうんですよ。
電車での正しい座り方とは?
まず、スマホを見る場合。
その場合は、写真のように顔の正面にスマホを持っていきましょう。
すると、自然とお腹が伸びてお腹にチカラが入り、美しい姿勢に変わります!
お尻の真上に頭が乗っている状態だと、口も閉じやすくなりますよ。
座席には深めに腰掛け、背中にこぶしひとつくらいすき間をあけて座るとより効果的です♪
そして、時々スマホを見るのをお休みして・・・
写真のようにスマホを膝で挟んでみましょう。
すると、内ももにキュッとチカラが入り、下っ腹に自然とチカラが入ります。
注意点は、膝だけではなく足元も閉じること!
「膝だけ閉じたい」内股気味の方は、特に気をつけて脚全体を閉じて座ってくださいね。
どうですか?
この姿勢で長く座っているのは内ももやお腹がプルプルして、かなり辛いですよね?
最初は1駅くらいから、少しずつ時間を伸ばしていくように心がけてみてくださいね。
1駅もこの姿勢をキープできなかった方は・・・
ピラティスで弱っている筋肉を鍛えませんか?
ピラティスは、エアロビクスのようなダイナミックな動きはないので、運動が苦手な方でも安心です!
おひとりおひとり姿勢のチェックをして、適切なエクササイズをお伝えしています。
場所は、千葉市の幕張ベイタウン内です。
下記に、パーソナルレッスンの詳細を記載していますので、よかったら覗いてみてくださいね。